【INTERVIEW】TEHON「くまとうさぎとねこ」について(メディコム・トイ 赤司竜彦)

ーーどのような方、どのような気持ちの時に手に取って読んで貰いたいでしょうか?

ある時はくまの気持ちだったり、またある時はうさぎだったり、時々ねこになったりと
読み手の気持ちを映すような作品になったと思います。なので、きっとどんな気持ちの時に読んでいただいても大丈夫です。

ーー一番のお気に入りのページとその理由を教えてください。

P14〜P15の最後の見開きページです。きっと皆さんもこんな感じ、覚えていると思います。

ーー「心には読むサプリ」のTEHONについての印象や、完成した感想を教えてください。

シリーズがスタートして、まずは一安心といったところです。”くまとうさぎとねこ”は完成しましたが、
TEHONそのものはこれからたくさんの作家さんとご一緒に作り上げていくものです。
そういった意味では”TEHONは永遠の未完成である”というのが理想です。

ーー約10年ぶりとなる[TEHON]ですが、復活までの経緯教えてください。

TEHONに限らずですが、何かが生まれてくる時には、必ずそこに至る経緯と理由があります。
今回、色々な方の想いが、TEHONという形を作って下さったように思います。感謝しかありません。

ーー作品募集もされていますが、募集にあたり何か望むことはありますか?

世代や性別を問わず、色々な方の感性に触れたいと思っています。
自分の心の階段を少しだけ降りて、自分の魂にそっと触れてみてほしいです。
そこには自分すら気づかない不思議な発見があるはずです。

ーー[TEHON]としてのこれからの予定・展望を教えてください。

現在、年間4回、毎回4人の作家さんをお迎えした刊行ペースでの展開を考えています。
誰かにプレゼントしたくなる素敵な作品が今後も続々と刊行されます。
どうぞお楽しみに!

_
赤司竜彦赤司竜彦
株式会社メディコム・トイ代表取締役社長。
「自分たちが欲しいものを作る」をコンセプトに、
幅広い分野のキャラクターフィギュアを企画製造。
00年には「KUBRICK」を、01年には「BE@RBRICK」を発表し、
世界中のアーティスト、ブランド、企業などと多彩なコラボレーションを発信し続けている。
また、アパレル、雑貨、フラッグシップ・ストアのオープンなど多岐に渡る事業を展開中。