【INTERVIEW】TEHON「バイロンキッズのさかなとり」について(ナカザワショーコ)

ーーどのような方、どのような気持ちの時に手に取って読んで貰いたいでしょうか?

どんな方でもどんな時にでも!ご自由に!

ーー一番のお気に入りのページとその理由を教えてください。

最初のページです。家やインテリアが好きなので家の中を描くのは楽しいですね。

ーー「心には読むサプリ」のTEHONについての印象や、完成した感想を教えてください。

手軽に持ち運べるマスコットみたいな絵本というコンセプトは面白いですね。
アクリル画で描きたかったので、時間のない中で仕上げるのは大変でしたけれど、完成できてホッとしました。

ーー山椒魚をモチーフにしたバイロンたちですが、なぜ山椒魚を選んだのか、その魅力を教えてください。

もともと虫や爬虫類、両生類好きからきた怪獣好きなので、怪獣もそれっぽいのが好きなんです。
中でもオオサンショウウオはこの世で最も愛らしいフォルムの生物だと思っています♡

ーー出てくる色とりどりのバイロンたちにはそれぞれの名前や性格が決まっていたりしますか?

シンプルな絵本にしたかったのであまり説明的な背景はありません。
性格付けはなんとなくありますが、読んだ方が自由に感じていただけたらなと思います。
名前は…今後この世界観がシリーズとして続いていくなら考えないとですね!

ーーイラストやソフビの彩色でのこだわりなどありましたら教えてください。

印刷では限界もありますが、絵でもソフビでもカラフルで美しい彩色を心がけています。

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ナカザワショーコナカザワショーコ

東京都在住。 グラフィックデザイナー、イラストレーターを経て
最近では主に絵画制作や造型、ソフビ制作を重点的に活動している。
代表作に「山椒魚怪獣バイロン」、造型作家T9G氏との
コラボレーション作品「ランジロン」などがある。
2015年よりSxT(Shoko Nakazawa x T9G)の巡回展をアジアを中心に開催中。
各地で好評を得ている。