ーーどのような方、どのような気持ちの時に手に取って読んで貰いたいでしょうか?
今回の作品は、「ありがとう」と「ごめんね」をテーマに取り組みました。
なので、感謝や謝罪の気持ちを抱いているときに読んでいただければと思っています。
ーー一番のお気に入りのページとその理由を教えてください。
ボンが涙をなめるシーンです。アングルやズームなど考える場面でした。
黒猫ボンが一番かわいい、そして愛おしくなるシーンなので。
ーー「心には読むサプリ」のTEHONについての印象や、完成した感想を教えてください。
かわいいカジュアルなフォーマットだと思いました。
お話をいただいた時、初めはこの小さな本に何を入れられるだろうか?と悩みましたが
外国の絵本のような雰囲気と普遍的なメッセージを込めることができたので、とても満足しています。
ーー表紙に散りばめられている本やティーセットなどはボン同様、アルフレッドの大切なアイテム達なのでしょうか?
またご自身にもボンの様な存在はいらっしゃいますか?
まだ描けていませんが、今後、RYUCAのアルフレッドアートワークに出てくるキーアイテムになっています。
ここからアルフレッド君がどんな暮らしをこれからしていくのか想像していただけたら嬉しいです。
私自身は猫を飼っていないのですが、家の敷地によく色々な猫が来ます。
ボンとアルフレッドのような関係ではありませんが、
猫の猫なりの生き様を見て感じることや学ぶことが多いという意味ではかけがえのない存在です。
ーーボンにとって、アルフレッドの帽子の中と腕の中、どちらがお気に入りの場所なのでしょうか?
帽子の中がボンお気に入りの定位置。腕の中はアルフレッド君が想うお気に入りの場所ですね。
ちなみに常に帽子の中にいるわけではなく、ボンは若いオス猫なので、普段はあちこち飛び回っています。
ーーペン画、水彩画、日本画、アクリル画など様々な手法を用いられていますが
ご自身が一番好きな手法とその理由を教えてください。
やはりペン画ですね。線に自分が宿っている気がします。
その絵がうまかろうが下手だろうがすき!ってなります(笑)
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RYUCA
2000年より独特なタッチの絵で国内外のアートイベントに参加。
ネットゲームのキャラクターデザインでコアな人気を集める。
神戸フランツのトランプショコラや宇宙兄弟ソフビなどのビッグネームとコラボ。
平面立体問わず様々な作品を発表している。
2015年からはオリジナルキャラクター、アルフレッド少年のアートワークをメインに
日本画、ペン画、コミックなどを展開中。